
無駄のないデザイン&お手入れも簡単
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ドリッパーが割れた!
朝、マグカップで1杯分のコーヒーを入れる。
自分がそんな人間になるなんて大学時代は露ほども思わなかったです。
なぜなら、私はコーヒーが飲めなかったから。
若かりし頃は「苦くておいしくない」と感じていたコーヒー。
そういえば、二十歳の頃はビールも苦くて駄目でした。しかし、仕事の関係でコーヒーをブラックで飲めるようになり、ビールはもちろんお酒も嗜むように。自分のことながら、どうしてあんなに当時は不味いと感じていたのか全く理解できません。
(味覚って変わるんですね)
ともかく「朝はパンとコーヒー派」の私は、長らく陶器製のドリッパーを愛用していました。
Kalita 101-ロト
使っていたのは日本のメーカー・カリタの1〜2人用の陶器製のドリッパーです。3つの穴からコーヒーが落ちる、三ツ穴式構造。陶器製の「ロト」シリーズは、ぽってりした温もりを感じるデザインで個人的にとっても好みでした。いつ買ったか覚えていないぐらい長く使っていたのですが、うっかり手を滑らして床へまっしぐら!まさにコーヒーを淹れようとしていた時だったので、途中まで折ったフィルターを手に暫く動けませんでした。。

今日中に新しいドリッパーを買うぞ!
そう決意して、すぐにPCに向かい新しいドリッパーを探し始めました。
最初に頭に浮かんだのは、気になっていたハリオのドリッパー。
ハリオを知ったのはコロナ禍だった3年前。コーヒー関係のイベントのお仕事をした際、ハリオのバリスタさんがとても素敵なドリッパーを使ってコーヒーを淹れてくださいました。
HARIO V60 耐熱性ガラス透過ドリッパー
ハリオは日本の耐熱ガラスメーカーです。バリスタさんが使っていたのは、透明なガラスに模様が入った一つ穴のドリッパー。このドリッパーは発祥がなかなか面白いんですよ。
1921年、理化学品の製造・販売からスタートしたHARIO 。社内で身近にある三角ロートとろ紙を四つ折りにしてコーヒーを淹れたことが「V60」のはじまりです。円すい型(Y=X2の放物線)が、モノをろ過=濾すのに一番自然で良い形であることに気づき、1980年に一人用の円すい形ドリッパー「珈琲狂時代」を発売。この形を進化させ、ペーパーフィルターでネルドリップの味を手軽に再現できるようにと現在の「V60透過ドリッパー」が誕生しました。
HARIO 公式ページ「V60の始まり」より
「V60」という不思議な名前は、円すい形をしたドリッパーの一番下、コーヒーが滴り落ちてくるVの角度が60度ということに由来するのだそうです。
さらに、私が素敵だなーと思っていた模様もただの飾りではありません。凹凸があることでドリッパーとペーパーの間にわずかな空間ができて空気がうまく抜けるのだとか。。(詳しくはHARIOさんの公式ページをご覧くださいませ)結果、とにかく美味しいコーヒーを入れることができるんですって。
「いい機会だし、憧れのV60買っちゃう?」
と、思ったんですが問題が二つばかりありました。
- ガラス製はまた割ってしまうかも?
- 一つ穴用のフィルター近くの店で売ってない

やはり、割れないものを買うべきかも
ということで、その足で最寄りの無印良品へ。
無印に行けば何かあるだろう!無印にはそんな謎の信頼があります。(ありますよね?)
売り場に行ってみると、さすが無印良品。最適なものがありました。
無印良品 ステンレス ドリッパー 2〜3杯分
ステンレス製のドリッパー?
絶対、割れんやん。はい、決定。
カップやマグボトルに直接ドリップできるズレ防止の爪付き。淹れた量を横から確認できます。【特長】 軽くて、においの付きにくいステンレス製のドリッパーです。カップやマグボトルに直接ドリップできる、ずれ防止の爪付き。ドリッパーにある穴から、どのくらいまで注いでいるのか確認ができます。
無印良品:ステンレス ドリッパー 商品ページより
売り場で見て即決し、翌朝から使い始めましたがかなりいいです。
ステンレスなのでとにかく丈夫な上に軽い!見た目もシンプルで私好み。
猫にチョンチョンされて床に落ちたとしても、当分使い続けることができそうです。

いつか、HARIOのV60も欲しい